下着(パンツ)を変えれば陰のう湿疹が治るわけではない!
間接的に陰のう湿疹の悪化を防ぐことができる。
陰のう湿疹が大きく悪化してしまう原因はご存知でしょうか?
それは『掻く』という行為です。
これを行ってしまうと短期間で一気に悪化します。
今まで多少の疼きで済んでいた人が夜も眠れないほど痒くなってしまいます。
その『痒み』を抑え悪化を防ぐという意味合いでは『ステロイドの使用』も一概に悪い物とは言い切れません。
しかしもう一つ『痒みを抑える』方法はあるのです。
それは、『下着の素材に注意する』ということ。
陰のう湿疹部分は非常に神経が過敏になっています。経験があるので分かるのですが、何もしなくても痒いぐらいなので下着が擦れたりするとなおさらです。
そして良く下着で使われる材質の『ポリエステル』や『ナイロン』などの合成繊維の場合、ピリッとする刺激が起きやすい。ということです。
もちろん全ての人ではなく、敏感肌であったりアレルギー体質の方です。関係ない人には無害です。
しかし陰のう湿疹の患部は皮膚が極端に弱くなってしまい刺激に対しても敏感になりやすいです。
細かい刺激にも気を配らないと、無意識に掻いてしまうと言うことが起きるのです。
陰のう湿疹部分は真皮がむき出しの状態
普通真皮や皮下組織などは薄い表皮に守られています。
しかしアトピーを始めとする皮膚疾患の場合その表皮が非常にモロイ状態。もしくはむき出しになっています。
つまり外的刺激から守ってくれるものが無いのです。
なので陰のう湿疹を患っている場合、その患部に直接触れるもにも細心の注意が必要です。
綿の肌触りは合成繊維より柔らかい
間違えないでくださいね。
『100%綿』です。
ポリエステルなどの混合素材も開発されていますがそれらでは意味がありません。
『全てが綿でできている』ことが大切です。
綿も合成繊維も「アレルギー」は等しく存在するようです。
しかしそれに関係なく「ピリッ」とした刺激が起きやすいのは合成繊維。
綿100%触ると分かるのですが、人工的な「キュキュッ」とした感じがなく本当に柔らかい触り心地なので非常に楽です。
それら下着の素材を交換することで、痒みの原因を少なくし、間接的に陰のう湿疹の症状を和らげるということは可能なのです。
それとオススメなのが、『色の濃い』下着を履く。ということ。
陰のう湿疹の場合膿んで汁が出ることがあります。
それらを下着が吸収してくれるのですが、薄い灰色だとその膿を吸った部分に濡れたような跡ができます。
濃い色を履いた方が目立ちにくいです。